ひるねこの居眠り

Hey!Say!JUMPと伊野尾慧…時々家族への愛を綴ります。

山田涼介の美しさを味わうなら絶対に『グラスホッパー』です!

Hey!Say!JUMPの山田涼介は美しい!というのはもはや周知の事実です。

歌番組でのキラキラアイドルの山田くん、ドラマでの可愛らしい山ちゃん、どれももちろん美しい!

しかし、危険な香りの漂うキレッキレな山田涼介を堪能するなら絶対に『グラスホッパー』です。しなやかに躍動する山ちゃんにゾクゾクしますよ。

 

  

『グラスホッパー』で山田涼介の美を堪能しよう

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久しぶりに映画『グラスホッパー』を観ました。山田涼介くん演じる『蝉』は相変わらず恐ろしいほど美しく生き生きとしていました。

 

『グラスホッパー』とは…

簡単に説明すると『グラスホッパー』は…

  • 2015年公開
  • 原作→井坂幸太郎『グラスホッパー』角川文庫
  • 主演→生田斗真
  • 主な出演者→浅野忠信、山田涼介、吉岡秀隆、村上淳、波留、菜々緒…
  • 受賞→第25回批評家大賞(2016年) 新人男優賞 山田涼介

山ちゃんはこの映画で、批評家大賞の新人男優賞を受賞しています。それほどいい演技でした!

ごく簡単にいえば、恋人(波留)を殺された善良な元高校教師、鈴木(生田斗真)の復讐劇と絡み合う3人の殺し屋、鯨(浅野忠信)、蝉(山田涼介)、押し屋(吉岡秀隆)のお話。

山ちゃん以外の俳優さんも素晴らしいのですが、今日はそこは省略。ひたすらウチの山田涼介について書きます。

 

山田涼介の美しさ『蝉』の見所

可愛くてキラキラでかっこいい…王道アイドルグループHey!Say!JUMPの絶対エース山田涼介。

しかし映画『グラスホッパー』に登場する蝉はアイドル山田涼介とは真逆のキャラクターです。

いかれた若い殺し屋。驚くほど身体能力の高いナイフ使い。シジミの泡を眺めなくては「命」を実感できない男。

 

登場シーンから凄い

蝉の登場は左耳のアップからです。彼は耳鳴りに悩まされているのです。←映画版だけの描写ですが…これ、複線になっています。

黄色いシャツに透明の雨ガッパを羽織り、チンピラたちに次々に斬り付けて大量の血しぶきを浴びるのですが、この時の色合いが恐ろしほど綺麗。

血液の赤に染まっていく黄色いシャツ、彩鮮やかな背景の壁紙…。イッちゃっている眼つきで、美しい顔にかかった血しぶきを無造作に拭う姿はホントに怖い。狂気が噴き出ていて…。

そして躍動します。小柄な蝉のしなやかな動きに魅せられます。恐ろしい大量殺人のシーンですが、動きの美しさから目が離せません。

山ちゃんはこのシーンからクランクインしたそうです。いきなりの大量殺人のシーンに不安もあったそうですが、インタビューで

「これで蝉になれるな、と感じました。蝉がそこで成立しました。」

と言っています。役者山田涼介はやはり凄いです!

 

タンクトップ姿の蝉の筋肉に刮目せよ!

どこかの工事現場らしき水道で血で汚れた黄色いシャツを黒のタンクトップ姿でジャバジャバと洗う蝉。裸電球に引き締まった筋肉が照らされて、これがまた美しい。男らしい。

で、そのまま相棒の岩西(村上淳)のところに報酬を受け取りにいくのですが…ここで、鈴木の仇が車に轢かれる場面に遭遇します。そして鈴木と蝉が一瞬すれ違うのですが、この蝉がまたかっこいいのよ。

激しく動揺するヘタレな鈴木と微動だにしない蝉の対比。

蝉にぶつかって「す、す、すみません」という鈴木をものすごい覇気で睨む蝉。小柄な蝉が大男に見えるほどの威圧感。

ここ、ほんの一瞬のシーンなんですけどね…。鈴木役の斗真くんが

「冷たい目や佇まい、死体を見慣れている目がかっこよかった」

と言っていますが、ホントにそう…かっこいいんです。

 

相棒岩西と蝉の友情がいいのよ〜!

原作と映画版では、大筋の世界観は変わらないのですが、あちこちに微妙な違いがあります。映画版の方が物語や背景がわかりやすくなっていて、もちろん映像作品ですから、派手に美しく仕上がっていますよね。

岩西と蝉のと関係も、原作ではもう少し複雑に屈折しているのですが、映画版ではシンプルに2人の友情が描かれています。単純なひるねこは、2人の関係は映画版の方が好き。

映画版はどの登場人物も原作よりも陰鬱な印象なのだけど、岩西だけは軽快で飄々としていて原作のままの雰囲気ですね。

岩西と蝉のシーンはテンポのよい会話が続き、楽しいです。岩西との会話から蝉の内面がよくわかるようになっているんですね。

乱暴な言葉遣いで悪態ばかり吐く蝉ですが、岩西を慕っている様子が伝わって微笑ましいです。「相棒」って言われるのが嬉しいのよね。岩西に頭をくしゃくしゃされて帽子を被される蝉が可愛い。

そして岩西の死の瞬間に電話で立ち会ってしまった蝉は、彼を殺した(自殺させた)鯨と対決する事になります。←原作とは違います

 

蝉という男

蝉は殺しをした後必ずシジミを買う習慣があります。部屋でシジミをじーっと見ながら

「プクプクプクプクしやがってよ、お前らは生きてるって分かっていいなぁ」

と言うんです。そして耳鳴りがキーンとして…

ナイフで指の間をトントンと刺すのですが、どんどんスピードが上がり、目がイっちゃって…

蝉の哀しみや狂気が画面から溢れます。

このシーンは黒のタンクトップ。美しい腕の筋肉と指を存分に味わいましょう。

 

鯨との対決

映画の終盤の鯨と蝉の対決は、ホントに見応えがあります。

蝉の殺気…半端ないです。

「岩西の仇、とらせてもらうぞ…」

そう言って鯨に飛びかかる蝉…ホントに怖いから…。

 

一瞬鯨の術←鯨の目を見ると人は自殺したくなるんです…にかかって、目から光が消える演技…そして岩西の亡霊のおかげで正気にかえり目に光が戻る演技…山ちゃんの演技がすごい!

 

そして鯨の目をつぶし…さらに耳鳴りが起こり、自分の左耳を切り落とすシーン…怖くて震えます。←このシーンはゴッホを連想しますね。黄色いシャツも…なんとなくゴッホのひまわりを連想させるんだな…

「こうすりゃノイズは消えたんだ、これももういらねぇや」

とナイフを捨てて、鯨に飛びかかります。もう、狂気がほとばしっていますよ。ホントにすごい。

 

戦いの終盤に鯨と蝉が会話をするのですが、血まみれの蝉のイカレっぷりと岩西への友情が入り混っていて泣きたくなります。

そして身体をぶつけ合って戦った鯨への友情も…

「なぁ…あんたには俺が吐く泡が見えるか?…俺にはあんたの泡が見えてるぜ」

そして…鯨に掴みかかり2人で窓を破り落下するのです!

 

役者山田涼介はすごいです。

「ホントに鯨を殺すつもりでやった」

という山ちゃんに

「ホントに怖かったよ」

と答える浅野さん。うん、わかりますよ。

このシーン、名優浅野忠信さんが若い山ちゃんの演技をガッチリ受け止めてくれているんですよね。

 

鯨と蝉のラストシーン

全てが終わった翌朝…

自分たちの死体を眺めている鯨と蝉…の亡霊。横をワタワタとすり抜ける鈴木。

蝉と鯨の亡霊が仲良くシジミの泡を見にいくラストシーンが、なんだか平和で好きです。

 

映画を見たら原作も是非!

Twitterのお友だちに

『グラスホッパー』は小説も面白いよ!

と聞いて、早速読んでみたら…ホントに面白かった!

映画版のキャストをイメージしながら読むと、さらに濃厚に『グラスホッパー』の世界観に浸れます。美しい『蝉』が脳内を躍動しますよ。

映画版と原作はところどころ違いますが、お互いに世界観を損ねるわけではありません。

蝉の最初の殺人シーンは小説ではべつのシチュエーションですがコミカルで面白いです。

最後の鯨との対決シーンの設定も違いますが映画版の方が美しくてわかりやすいかな。

小説の蝉はもっとおしゃべりなのかも。←うるさいから「蝉」という名前なんですもんね

 

それにしても

アイドル山田涼介くんはこんなにダーティな役もハマるって改めてすごいです。

来年公開される2本の映画も楽しみですね〜!